IDN 第24期通常総会資料
特定非営利活動法人 自立化支援ネットワーク
第24期通常総会
日 時 2023年3月17日(日)午後2時00分よりZoomを利用して開催する
会議の目的事項
報告事項
第24期(自2023年1月1日 至2023年12月31日)事業報告
決議事項
第2号議案 第25期事業計画及び収支予算
下記に総会での配布資料を掲示します
ご確認の上、ご質問・ご意見等ございましたらお寄せください
ご確認頂けましたら委任状・事前の議決権行使でのご参加をご検討ください
<<< 報告事項 >>>
第24期(自2023年1月1日 至2023年12月31日)事業報告
第24期概要
国内初のコロナ感染者が出た2020年1月から満4年、日常が戻りつつあるとはいうものの、4年前とはまた違う日常となっています。
IDNでは23期に引き続き感染拡大防止対策を留意した中で活動を行ってまいりました。以前の活動状況には至りませんが、IDNの主要な事業である四谷ひろばのパソコン教室は月曜、火曜、水曜、金曜にパソコンやスマホの講座を開催しているほか、外部講師を招いてオンラインによる水彩画教室なども行っています。また、アウトドア事業であるたかお会は年初8回予定していた活動のうち7回、開催されました。
ニューメディア開発協会関連事業の、シニア情報生活アドバイザー養成講座はオンラインによる講座を2回、スマホタブレットマスター養成講座はオンラインと対面を併用して4回開催されました。
また、令和22年度から始まった東京都のデジタルデバイド是正に向けたスマートフォン相談会では多くの会員がTOKYOスマホサポーターとして参加しました。
会員の状況(2022年12月末日現在)
正会員数 43名
賛助会員数 37名
合計 80名
各事業の報告
一般財団法人 ニューメディア開発協会関連事業
・シニア情報生活アドバイザー養成講座
2023年は第158期、159期の2回実施し3名の方が新たにシニア情報生活アドバイザーの認定資格を取得しました。これまでに養成したアドバイザーの総数は425名となりました。本年度も新型コロナウイルス感染症の感染拡大からWeb会議システム「Zoom」を利用しオンラインにて開催しました。従来は1都3県よりの受講者が主でしたが、オンラインで開催することにより、江別市の方とも知己を得ています。
・シニア情報生活アドバイザー更新講座
本資格は取得後3年経過毎に更新セミナーを受講することとなっています。コロナ禍では感染拡大を避け、全員自宅での自習となっていましたが、本年は対面でのセミナーを再開。4月29日に開催し32名の方が更新されました。
・スマホタブレットマスター/スマホタブレットアドバイザー養成講座
本年度は「Zoom」および対面での講座を4回開催し、マスター22名、アドバイザー5名、計27名を養成しました。
2018年の講座開設以来、これまでに養成したマスターの総数は51名、アドバイザーの総数は41名、その他、推薦によるアドバイザー認定者26名を加え総数は118名となりました。
デジタルデバイドの是正に向けた動き
・TOKYOスマホサポーター制度(東京都)
IDNでは東京デジタルフォローアップ官民連携連絡会に参加し、東京都のデジタルデバイドの是正に向けた取り組みである「高齢者向けスマートフォン利用普及啓発事業」に協力しています。昨年度行われた先行実施では都内各自治体が開催するスマートフォン相談会に、TOKYOスマホサポーターとして8会場で会員のべ20名が相談員として参加しました。本年度は個人参加の形となったため全体数の把握はしていませんが、会員及び、当会でシニア情報生活アドバイザー、スマホタブレットマスターなどの資格を取られた多くの方々が参加されたものと思います。
四谷ひろばパソコン教室
新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着きを見せたことから昨年度より各曜日講師の判断によりパソコンやスマホの講座を再開しています。本年度は四谷ひろば運営協議会主催講座には延べ500名超、IDNの自主講座は延べ400名を超える受講者となりました。また、外部講師によるオンラインデジタル水彩画教室も春季、秋季の2回開催されました。
アウトドア活動
・たかお会
2023年度は8回の活動を計画し7回実施することができ、参加延べ人員は84名でした。たかお会は2003年に発足し20年となり、活動総回数は168回になっています。
その他の活動
・IDN交流会
下記の2回開催しました
3月7日、第23期総会後にZoom Meetingを利用して開催、総会の報告のほか、トレンドマイクロ様による「デジタルにおける危険と自分を守るためにできること」というテーマで講演を行っていただきました。
5月29日、トレンドマイクロ様の本社を訪問し、セキュリティーについての座談会を行いました。
・広報活動
ふれあい通信 第40号を4月1日発行(会員・賛助会員、その他100名弱に送付)
メールマガジン第425号~433号(会員・賛助会員及び関係者各回300名弱に配信)
以上
<<< 決議事項 >>>
第1号議案
2023年度会計報告
第2号議案
2024年度事業計画及び収支予算
2024年度事業計画および収支予算
(自2024年1月1日 至2024年12月31日)
1.2024年度事業計画
新型コロナウイルス感染症の位置づけは昨年5月に2類相当から5類に移行したことにより私たちの生活も日常を取り戻しつつあります。しかし、高齢者にとってはいまだにマスクが手放せないといった方も多くいらっしゃいます。年明けからはインフルエンザが猛威を振るっている状況もあり、気の抜けない生活がまだ続くものと思います。引き続き感染症拡大防止に努めながらこれまで実施されてきた事業の再開を図るとともに新たな事業の芽を探して行きたいと考えています。
(1)ICT関連活動事業の継続とさらなる充実
・シニア情報生活アドバイザー、スマホ・タブレットマスター/アドバイザーの養成と活動支援
・四谷ひろばパソコン教室の運営効率化と時代の変化に即したカリキュラム更新
・デジタルデバイドの是正に資する活動の推進
(2)会員の健康維持・向上を図る活動の実施
・たかお会活動の拡充
(3)IDN運営業務、管理体制の効率化を図る
(4)広報活動の充実を図る
・ホームページの整備、機関紙ふれあい通信の発行
・メールマガジンの発行、Facebookページへの投稿を通じIDNの活動内容を
広報し会員相互の情報共有を図る
2.2024年度収支予算
昨年度は、新型コロナウイルス感染症の5類移行もあり、日常を取り戻す動きの中で対面による講座やアウトドア活動を再開、コロナ禍で培ったWebミーティングによる講座などで収益を確保してまいりました。
本年はこれらこれまでの活動の充実を図るとともに、高齢者に対するデジタルデバイドの是正に向けた動きがさらに活発になる見込みであり、収益の拡充に貢献するものと思われます。
また、コロナ禍で停滞している会員各位に対するサービスの充実を図るとともに運営、管理体制の一層の効率化による更なる経費の節減を図っていきます。
2024年度経常収入(会費および事業収入) 2,800千円
2024年度経常支出(事業支出および管理費) 2.800千円
2024年度経常収支 0千円
以上